普段話 -いいSS小説を書くためのこと 2- 2020.08.01
SS小説のリクエストを受け付けていく中で、気にしていることそのふたつめが……
“脳内にキャラクターを作り上げる。”
今日はそんな話。
SS小説を書くうえで、メインとなる女性キャラが当然います。そんなキャラに、読者はいろいろとしてほしいという願望を、SS小説として執筆しています。
これが楽しく、ノリノリで執筆することが多くあります。四小節や三小節の骨組みを組み立て、お話を作っていくことになります。
メインキャラを中心とした展開を構成し、オチを決めていく。それが脚本の部分で、それに肉付けとなる本文を執筆していくことになります。
メインキャラの行動を考えて、あんな行動やこんな行動。その結果得られる不具合やアクシデント。そのアクシデントを踏まえての甘い展開を執筆します。
そんな甘い展開も、キャラクターに合わせた甘い展開を、よりリアリティーを持たせ、起こりそうな流れを想像しながら執筆することになります。
その上で、定期的なアクシデントを設け、読者とメインキャラとの親密度を上げていくイベントを設けることになります。
俗にいう短いギャルゲーを作っているようなものですね。そのキャラが取りそうな行動を想像して執筆していくことになります。
では、そのキャラクターの行動をどう設定していくのか。それは、なかなか一朝一夕にはいかない方法でもあります。
“キャラクターになりきる”
そう考えればわかりやすいですが、一概にできるようなものではありません。人にはある機能が付いているのです。それが着色です。
執筆していくうえで、作家はより面白くしようと、着色しがちになります。そのため、三小節の骨組みから大きくそれてしまうことがあります。
そうすると、読者が求めているものからかけ離れてしまいます。この着色というものは、物語を執筆していくうえで、重要となるもののひとつです。
しかし、着色を多く使ってしまうと、それはもう別物になってしまいます。それは、噂話の尾ひれが付き、全く違うものになるようになるのです。
それでは、リクエストを貰って書いているのに、失礼そのものですね。添うんあらないようにするために、キャラクターを自分の中に作りこむのです。
そうすることで、キャラクターが取りそうな行動を、描きやすくなるうえ、ブレーキの役割も果たしてくれます。
このキャラが取る確率が低い着色がひらめいたとしても、軌道修正が可能になります。
軌道修正したうえで執筆していくことで、よりリアリティーも上がっていきます。
着色はあくまでも起爆剤。そう思って、過度の着色をしないように執筆したいものです。
リンク集
アズールレーンなどの、Short Stoyを投稿しています↓
ナウで書いてほしい人↓2本/月で対応可能。
-Fanbox-
-Fnathia-
結城里音ファンクラブ (結城里音)|ファンティア[Fantia]
(無料プランあり)
主への贈り物一覧はこちら。買ってくれた方は、到着と同時にTwitterにてtweetを行います(`・ω・´)ゞ
こちらもあります。
結城里音のプロフィール | カジュアルギフトのgiftee(ギフティ)
何気ない質問も、しっかりと返信しますよ。しかも、匿名で送れます。
匿名で聞けちゃう!結城里音@シナリオライター・リクもOK♪~さんの質問箱です | Peing -質問箱-
匿名でリクエストを投げる場合は、こちらからどうぞ。
REQUESTの特設サイトがオープンしております。今週分やリクエスト状況が確認できます。
更新情報やアップロード。最新情報に関しては、こちらのTwitterでtweetしているので、フォローをお願いします。
https://twitter.com/fantajiawinglor
全書下ろしPDF版
エンタープライズの甘いイタズラ for PDF