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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

普段話 -まずは、好きな本を“ゆっくり”読む。- 2020.08.08

 リクエストを受け付けてから早数か月。そんな私が思うこと……

“好きで何度でも読みたいものを、ゆっくり読む”

 今日はそんな話。

 

はじめに

 小説や物語を好きで読む人も多くいます。それは、紙媒体からデジタル媒体に変わっても同じで、文字離れはどこへやらかえって文字へと親しむことが増えている場合もあります。
 ストーリーの展開が好きで、はたまたアニメから文庫にハマった。文庫からアニメ化、コミックに行ってからの文庫に戻るという。いろいろの楽しみ方があります。それは、ショートストーリーでも同じです。

小説の組み合わせ

 多くの文字数で構成されて、物語が構成され一巻の作品を構成しています。それは、出版される本のすべてに盛り込まれているものです。それが一つの川の流れのように、読み進めるたびに感情を呼び起こし、その物語が楽しく感じるようになり、ほかの人にも勧めたくなるものです。
 その小説は、多くの人の手に触れられ、その物語はその人の心や記憶へと染み込んでいき、その人の思考を構成していくことになります。
 各章に別れてその話を構成し、数話分が一章となり一冊の本の構成していくことになります。それは、作品の深みとなりどんどん世界観に足を踏み入れることになります。
 では、その章分けを詳しく見ていくと、さらに細かく分けられることが分かってきます。

 章ごとに分かれるけど、それよりも細分化できる。

 一冊分が十万文字以上で構成され、十章程度で一冊の文庫化され出版されています。私のようにショートストーリーでBOOTHに並ぶものもありますが、それ以外は、おおむねそのような構成となって、オンライン書店や実店舗に並べられるようになります。
 ではその小説を、章ごとに分けると、物語の大筋の流れが見えてきます。一冊の締めへと向かい、数章に別れて流れを決めていくことになります。それは、小説に限らず、アニメや映画でも同じで、シナリオライターに必須な内容でもあります。
 それを知ってくと、さらに細分化することもわかります。それは、章ごとに分かれているほか、一区切りごとにも分かれています。それは※印やセッション記号が設けられてひとつの話を構成しています。
 といっても、すべてがこのように細分化できるわけでもなく、あくまでも目安としての区切りです。
 そうしてみていくと、そのキャラがこの話やこの章で、どんな行動を取ったことが見えてきます。

 ブロックごとに見ると、キャラクターの行動が見える。

 では、各話ごとやセリフごと、またはナレーションごとに見てみると詳細が見えてきます。それは、キャラクターの行動や出来事。さらに行動原理に至るまで、がその言葉に含まれています。
 キャラクターが行動に至る理由がナレーションに、行動自体や思いがキャラクターのセリフとして、その結果となるものがナレーションやセリフとして帰ってきます。実に小説は奥が深く、キャラクターの思いに寄り添えるものでもあり、読み込むほどに作品に入りこめます。
 それは、どんな口調でどんなキャラクターで、どんな思いを抱いて物語の主人公やヒロイン。脇役がいるのかを見ていくことができます。これは、作家誰しもが通る道で作りこんでいく中で重要となってきます。

まとめ

 一冊のライトノベルや分厚い小説でも、文字のひとブロックごとに思いが込められて、より濃密な内容になっていきます。それは、媒体の垣根を超えて、人の手に触れるたびに、読者の思考の栄養となって、考えの根本になっていきます。
 スペースやセッション記号によって区切られた話ごとや、一行開けスペースで区切られた中に、多くのキャラクターの感情が盛り込まれています。それが読者の感情移入につながり、そこから得るものや感動したりという心を動かす材料になってきます。
 それは、作家が作りこむうえでも重要となってくることで、骨組みを作る材料にもなります。多くの作品を読み、分析していくほどに、答えが作品の中に隠れているような気がする今日この頃です。

お知らせ

 七月に発表したショートストーリーの集計を行い、その結果をTwitterや特設サイトにて発表を行います。その上位一作品をBOOTHラインナップに追加予定です。フル書下ろしとなるので、よろしくお願いします。
 なお、ファンティアほか、Amazon欲しいものリストにて、支援をお待ちしております。どちらもよろしくお願いします(`・ω・´)ゞ