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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

好奇心は本能的な能力。 2020.09.12

 だれでも好きなものの一つや二つあるもの。それは、生まれながらにしての本能?

“興味と好意は、紙一重…”

 そんな話。

 

 

有史以来から備えた、本能的な部分。

 人類の歴史、数十億年。その歴史の中で、ごく当たり前に備わってきた能力の一つで、恋愛にも深く絡んできています。それは、あまりにも当たり前すぎるため、疑問に思う人も多くいます。
 なぜなら、意識しなければ、見逃してしまうほどに無意識なほどですから。新しい食べ物を探すのも、見たことのないものを手に取るときも、それに対して“興味”があるからにほかなりません。

 興味があるからこそ、そのものを手に取り、においを嗅いだり自分に害がないかと確認することになります。これは、野生動物も同じように判断することになります。
 三歳児程度の知識を持ち、同じ類人猿のサルやチンパンジーは、見たことのないものに対して、興味津々です。それは、同じ姿かたちをしている、ひとが近づけば、こう思うことでしょう……

 “どうしてそんなものを着てるの?”
 “どうして、毛が少ないの?”

 と、自分の姿と似ているのに、全く違う行動をとり、自分たちよりも器用に物事を扱う人が、不思議でなりません。
 こうしてみると、生まれながらにして備わる、生物本来のスキルに見えてきますね。それは、新しいことに恐れずに触れ、変化にこだわらない結果。時に成功、時に失敗を繰り返して獲得した結果なのかもしれません。

安定・平和が続くと、いずれ見えなくなる……

 しかし、今こうして当たり前に生活していて、日々の流れが何をしていなくても流れていく世の中……
 仕事をするにも、何をするにも、移動に自転車や電車を使えば、公共交通機関は、ほぼ遅延することなく時間通りにやってきます。それは、海外からすればすごいことなのかもしれません。日本ではそれが普通で、当たり前の光景になってしまいます。

 すると、そこで暮らす人間の中では新たな変化が訪れます。それは……

 “意識の中から、無意識へと……”

 そうです、当たり前すぎて気にしなくなるのです。
 “定時運行”が当たりまえで、遅れた時しか目立たなくなる。それすなわち、考えなくなるのです。しかしこう考える人も多くいます。それは……

 “無意識になった分、ほかのことに使ってるんだ”

 と、確かにその意見もわかります。確かに、事柄一つ一つを興味深く楽しむのもいいですが、日々。物事がめまぐるしく流れる中で、ひとつずつにこだわっていては、流れについていけなくなります。
 そのため、人々は当たり前に流れていく事柄に関しては、“それが当たりまえ”と考えることで、無意識下に落とし込むことで、ほかのことに割り振ることができるようになります。

 ただ、これは目まぐるしく変わるからこそ、無意識下に落とし込むことで容量を確保することができます。
 しかし、その実。そこまで目まぐるしく変わる変化を、逐次注視している必要があることって…そんなにありますか?
 では、そこで確保した容量はどこに使っているのでしょう。それは、やはりこれになります……

自分では得られない価値観を得た優秀な個体と……

 これは、生物本来のことに関係してくることです。本能的により優秀な個体を求めます。それは、人だけではなく野生動物もそうです。
 ただ、人とサルがそういう関係にリアルでならない(二次元は別?w)のはどうしてでしょう。それは、“言葉”や“種族”が異なるからです。たとえ、そういう行為をしたとしても、デキることはありません。

 話を戻すと、日々。生活が発展し、新たなサービスが増えていく中、自由な時間が増えていき、自由な時間が増えてき手も変わらなかったものがこのことです。
 より優秀な相手を見極め、優秀な子孫を残すという原理が働いています。そのため、興味はそれにも作用することになります。そのことで、相手に対して興味を示すようになり、相手を知っていくうちに、次第に好意へと変わっていきます。

まとめ。興味と好意は紙一重……

 ここまで述べてきた通り、三歳児程度の知能を持つ動物にも備わる“興味”それは、出会った相手への興味から始まり、優秀な個体を残すための鍵でもあります。
 そのため、一概に興味がある。といっても登竜門の一つで、何事にも興味を持って触れることで、いい面も悪い面も見えてきます。
 よりいい面を見て、自分にはない価値観と向き合って融合していくことで、新たな未来が生まれることになります。

 今日より明日と、ひとつでも物事に対して興味を持てる内容が、見つかるといいですね

(`・ω・´)b