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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

シーンごとに描く内容も変わる。

 SSでよく描かれるキャラたちの行動する世界観。その行動する場所も行動も重要……

‘キャラクターの同じ環境に、思いを馳せる’

そんな話。

 

 

小説執筆の根本。キャラが生活する環境。それは、世界観。

 小説だけでなく、ショートストーリーの小説を描くのでも、共通してくるのがそのキャラが暮らす世界観になってきます。それは、キャラが生きてきた世界そのもので、ある意味では作家は神とでもいえます。
 その世界を構築し、物語を決めていくのですから、キャラからすれば神も同然です。作家の意向に沿ったようにキャラが行動し、物語を進行していく。それは、私たちが暮らす世界と同じで、キャラたちも同じように生活しています。

 なら、作家がキャラたちを生き生きと描くのも、思い描いたはいいけど、うまく構築できないのも、作家の技量にかかってきます。
 キャラからしたら、神でもある作家の技量によって、最悪な結果を導いたり、はたまたハッピーエンドになり、幸せな家族を…といった未来も描くことができるのです。

 それは、キャラにとってもうれしいんでしょうし、そう願いたいものですが。そこは、別です。作家の数だけ、思い描く世界観は異なり、全く一緒ということはありません。
 それは、作家自身が経験したことを作品中に反映させるため、ハッピーエンドの物語を書きたい人が、普段は殺伐とした環境にいるのなら、どうしてもストーリーは殺伐としたものが中心になりかねません。

想像力でキャラの環境を創造する。

 作家の体験が、物語に反映されるのは、前にも上げた通りです。であるなら、殺伐とした環境で生きている作家は、そんなストーリーしか書けないことになってしまいます。
 しかし、実際はそんなことはありません。どうしてなのか、それは‘読書’をするからです。自分の生きている間では経験できないことを、物語を読書することで、追体験することになります。

 そのことで、作家となるための土壌が耕されます。リクエストを多数もらっている私でも、まだまだな一面は当然あります。自分とは違った価値観の作家と出会ったりすることで、私は新たな書き方へと変わっていきます。
 それは、アニメという媒体かもしれませんし、電子書籍という形を成しているかもしれません。おおくの事柄にふれて、多くのことを取り入れることで、作家として執筆していく内容は変わっていきます。

 よく私のSS小説を続けてみてもらうと、作品どうしで物語の書き方が変わる場合があります。それも、ころっと。
 まるで、別人が書いたんじゃないか?と思うほどに、作風とまではいかないものの、若干変わる場合があります。

 それは、私が何かしらからの情報を入手し、小説へと繁栄した結果となります。最近ではこのアニメの刺激を受けました。

 ‘虚構推理’

 というアニメです。
 原作は、小説ということもあり、難解でテンポが悪いと感じる人も多くいます。最近のアニメは、コロコロと場面転換があり、キャラの成長や物語がとんとん拍子に進んでいくものもあります。
 そんな作品の中で、この‘虚構推理’は異質でした。そこに、私は惹かれていきました。食い入るように見た覚えがあります。今ですら振り返ってみたいほどです。

 悩みのまま数話またいだり、謎を謎のままで終わらせることもザラにあります。そんなふわっとした内容と、道中の工程に興味をそそられました。
 そうして変化を与えられた私のSS小説は、新たにちょっと変わったということになります。

Short Storyでも、世界観や環境は重要。

 世界観を構築した後は、その環境の中でキャラが行動することになります。環境の影響で悲恋になってしまったり、ギリギリで良縁になったりと、多くのことが世界観を背景として、構築されていくことになります。
 それは、悲恋が決まっているストーリーだったとしても、ハッピーエンドにつながるものだとしても、道中が重要になってきます。よくやってしまうのは、途中でオチが確定するような内容を、ぽろっと内容に入れてしまうこと。

 それが多くの失敗を生みます。作家として執筆し、展開を決めているのですから、オチを知っていて当然です。それを作中にぽろっといってしまうのなんて、論外ですね。
 オチと複線は、寝かせるだけ寝かせて、クライマックスで一気に回収した方が盛り上がります。それも盛大な結果となって……

 それが、たとえ悲劇的な結果だとしても、幸せな結末だとしても、この回収をうまく配置することで、作品のクオリティーは一気に跳ね上がります。
 そんな私でも完ぺきではなく、ぽろっと出てしまうこともありますが。何事にも、トライ&エラーで執筆した方が、楽しくより長く続けていけるようになります。

 さぁ、皆さんも、何気ないことから始めてみるのもありですね。この作家はどうしてこんなことを考えるのだろう。と最初は疑問から入ります。そうして思いを馳せていくことで、自分の作品がより良い作品になっていくことを期待して、今日はここまでとさせていただきます。ありがとうございました(`・ω・´)ゞ