タイトルにこだわるのもいいけれど、こだわり過ぎて難解に…
ショートストーリー作家に限らず、小説家にも共通することがあり。その中には、とても重要なことがあります。それは、タイトルも当てはまります。そのタイトルにこだわるあまりに、読者すら難解になってしまうことも多々あります。そこで、今回は…
「程よく、キャッチーなタイトルが、難しい。」
そんな話です。
最後までお付き合い、よろしくお願いします。
書いたからには、やっぱり読んでもらいたいもの。
告知になってしまうのですが、私は、アズールレーンなどのショートストーリーを、pixivに発表して行っています。二次創作にあたるその小説は、多くの目にとまって、見てもらいたいものです。
たとえ、リクエストから依頼されたものだとしても、やっぱり。読んでもらってこその、作品でもあります。その中でも、タイトルは作品の表札にもあたります。その表札に、こだわった名前を付けてもいいですが、これには一長一短があります。
例えば、人気キャラクターのプリンツ・オイゲンのショートストーリーだとしても、私の中ではモデルとなるキャラの名前を入れるようにしています。例えば…
「オイゲンの○○の○○」
など、オイゲンというキャラ名と、作品中で何をするのか。その思いを象徴する単語をタイトルに入れます。
これが、駆逐艦などの、小型艦になれば、赤ちゃん言葉を使ったりもします。それは、やっぱりこのことが関係してきます。
「タイトルは顔であり、キャッチーであること。」
このことに限ります。
折角の作品ですから、見てもらうことを前提としたとしても、あまり難解な単語を盛り込んで、「ん?」と疑問を生んでしまっては、支離滅裂になってしまいます。なら、よりキャッチーでクスッと笑ってしまうようで、手に取りやすいようなタイトルの方が、その作品にあっていると思っています。
まぁ。触れ合える作家を目指している私ならではのことかもしれませんし、ほかの作家の人なら、全く作り方の根本から違う。そんなことも多々あります。
安っぽいチープなタイトルと、そうでないタイトルのせめぎ合い。
官能小説の単語というのは、実に多彩で。花にたとえたものから、動画にするのもはばかられてしまう単語など、多岐にわたります。それを、タイトルに盛り込んでもいいのですが、実に厄介です。というのも、私の小説にも‘読者’がいるからです。
難解でより深い官能小説のようなタイトルにすることも可能です。なら、なぜそうしないのかというのが、ここに隠れています。より官能小説的なタイトルにすることも可能です。花弁などの単語を使ったとしても、内容と関係なかったり、内容を象徴していたとしても、その単語そのものを知らなければ意味がありません。
となると、難解な単語を使い官能小説らしいタイトルにしたとしても、内容が伝わらないのなら、タイトルの体を成しているのか危ういところになります。
作品の顔であり、家の表札にもあたるタイトルは、ショートストーリーを書くうえでも重要となってきます。そんなタイトルは、その内容が垣間見えたうえで、ストレート過ぎないタイトルをつけたほうが、いいのかもしれません。
そんな私も、日々。暗中模索で手探り状態でタイトルを考えている状態なのです。
クスッと笑えるくらいが、一番いいのかもしれない。
二次創作のショートストーリーとして、読んでもらった時にタイトルを見て「クスッ」と笑ってもらっているのが、質問箱に寄せられる「w」の単語で伝わってきます。この単純な一文字でも、私はうれしく、楽しい気持ちになります。
執筆するためのテンションの維持にもつながりますし、何しろ。双方向で楽しめている気持ちになります。私が書いたもので、読者も執筆作家も、その楽しい時間を共有できるのが、一番いいと思っています。
そんな私ですが、少し前にも上げた通りに、日々いろんなことを考えながら執筆し、そのうえでタイトルもつけています。悶々と考えることも当然あります。なら、タイトルでも中身でも「クスッ」と笑ってくれる方が、うれしいに決まっています。
そんな作品を、今後も作っていきたいと思う今日この頃でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
こちらの記事は、執筆動画として、ゆっくり魔理沙が読んでくれます。以下のURLからどうぞ。
https://youtu.be/WOnCVjLQegU