普段話 -小説の骨組みも答えはない- 2020.07.24
SS作家としてこだわりが、ちょっぴり出てきた私の今日のテーマは…
“小説はやっぱり骨組み。”
というお話。
これから小説やライトノベルを書こうとして、その作り方などを調べると、一発で、作り方の初期段階としての序破急や起承転結が出てきます。
小説やノベルを書く、根本となるもので、お話を作るうえで重要となってくるものです。
この方法は、一番最初に習うことで、習得をすれば、誰しもができるようになりますが、そこからが大変になります。
まずは、教科書通りに従って物語を作り、そこからどんどん派生させていく必要が出てきます。
いつも教科書通りでは、いつまでたっても同じ作品を量産するコピー品になってしまいます。
そして、悩んで調べたとしても、これに似たことしか出てきません。実は以外に初心として学ぶことは限られるのが、小説やノベルを書くときの特徴です。
物語の展開を、三小節や四小節に従って、組み上げてそれを小説として執筆します。それは、初心者から上級者に至るまで同じことです。
では、書き続けられる小説家やノベルを書く人と、書き続けられない人との違いは何でしょう。
それは、意外に単純なこと。しかし、単純すぎるが故に、あまり重要に思えないのです。その鍵に見えない鍵に惑わされ、袋小路へといざなわれます。
では、その見えない鍵を見えるようにするにはどうすればいいのでしょう。それは実に単純で、普段から使っていることです。
それは“応用と流用”です。
えっ?そんなこと。と思った方、単純すぎる鍵で困っていることでしょう。中には、当たり前すぎて、あきれてしまうかもしれません。
この骨組みは、人の胴体を作る肋骨に似ています。見ていきましょう。
ひとの体は、背骨から肋骨へと枝分かれし、重要な臓器を保護しています。その骨は、臓器を包み込むように伸び、呼吸に合わせて多少動くように作られています。それは、生まれながらにして併せ持った、ひと本来の能力です。これに例えるとわかりやすくなります。
最初で学ぶ、三小節や四小節を背骨に見立て、いくと説明が付きます。三小節の中にも、展開となる流れがあります。
それをさらに四小節や三小節で、簡素にまとめることになります。それも、展開に合わせて、臨機応変に……
ここで鍵が3つ出てきました。“応用”に“流用”。そして“臨機応変”と、この3つの鍵を手に入れることで、少し前へと進むことができます。
肋骨のように三小節の中に、さらに三小節を作ることで、より深い小説を書くことができるようになります。
これを詳細に作りこむことでより濃密な、SS小説を書いていくことになります。日々、トライ&エラーで悩みながらいいものを執筆していきたいものです。
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