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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

人の見た目の陰に、物語がある。 2020.08.14

 第一印象は、見た目八割中身二割とは言うけれど……

中身がその見た目を構成する。

 そんな話。

 

 

人と出会い、恋愛をしていく中で……

 日本の人口だけでも1億人以上いますが、その多くの人々が日々誰かと出会い恋愛し、家庭を作っていくのが当たり前の日常です。それは、小説の中やアニメの中でも同様で、キャラクター同士が出会い、恋愛に発展するようにシナリオが作りこまれます。
 ひとが生まれて最初に出会うのが、両親。そして、幼稚園に入れば、同年代の友達ができたりと、多くの友達や大人に触れていくことになります。そして、小学校の6年間で初恋や失恋を経験していくことになります。

 自分の想いが伝わらずに、悶々としたりケンカになったりと、心の成長に合わせ恋愛のカタチもどんどん変わっていきます。その多くが、男性は見た目だったり、女性は想い人を取られまいと、女性同士で意識しあいます。
 特に女性は、男性よりも単純ではなく、心理戦もかみ合います。思い人がどんなことが好きでどんな特徴があるのかと、振り向いてもらうために必死に考えます。まずは、見た目から入る意中の相手に、まずはオシャレをしたりと、いろいろ作戦を練るのです。

そうして出会い、無事結婚。そして、家族になる。

 そうして出会った二人は、結婚を済ませると家族になり、人生を謳歌するようになります。時にケンカし時に仲直りしたりと、一つの家庭を構成していくことになります。
 一連の家族のカタチを紹介してきましたが、その彼や彼女は旦那や妻となり、家庭を形成していきます。

そして、本題。

 “見た目八割中身二割。

 こういわれる所以は、単純な男女の出会いだけではなく、深い意味合いもあります。それは見た目も中身も形成するものは、その人が経験した思いがあるからです。
 その人が経験し、得た思いがその人の容姿となり、形となっていきます。それは、その人の歴史でほかの人が体験することのできないものです。酸いも甘いも悲しい出来事も、すべてその人を構成するものになっています。

 ひとは、見知らぬ人に会ったときに見た目八割か、それ以上に優先することもあります。それは、普段のすれ違う相手にも、無意識のうちにしてしまうことでもあります。しかし、そんなすれ違う相手にも過去はあり、その過去を経て今の状況があります。
 人の数だけ過去があって、思いのカタチがあります。それが容姿に反映され、その人を形作っています。普段の待ち合わせをするのにも、じっくり見ることは変でしょうが、流れる人の流れを見ながら、想いを馳せてみるのもありかもしれませんね。