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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

-嫌いなところが目に付くけど、好きなところを見つける方が楽しい- 2020.08.12

 暗い話題が多くなる中でも、色恋沙汰は世の常。

“嫌いなあら捜しを、好きという優しさで包む”

 そんな話。

 

 

嫌うのは誰でもできる。

 初対面で相手を嫌うことはなかなか稀有なことですが、自分と会わない点は目に留まりやすいもの。そのため、嫌いになる面が一番先に見えてしまいます。
 得てして、いい面というのはそこまで目立たず、あとから見えてくるもの。そのため、一朝一夕には判断が難しいというのもあります。そのため、人は表面だけである程度その人の印象を、固定してしまいます。

“この人は、こういう人なんだ”

 と、こうした方が、一人に対して心を割いてまで自分に合うか合わないかを熟考する必要がありません。そのため、人はこの方法を取りがちになります。どんだけ深く相手のことを知ったとしても、きついことを言うと“他人”には変わりないのですから。

基本は他人だけど、そんな他人と仲良くできる人種

 基本的には、社会生活を維持するうえで、結婚していても他人同士が家庭という環境を維持しているにすぎません。と、こういうと、悲しくなってしまいます。こと、恋愛の物語を紡ぐものとして、この言葉は使いたくないのですが、端的に触れる場合は、どうしても“他人”という言葉が付いてしまいます。
 深く知れば、意外性が多い相手でも、表面の性格だけで判断する癖が付いてしまう。そのことで、“他人”という単語をつけることで、自分が納得することができるのです。
 しかし、そんな他人とも、生活を維持するうえでは、仲良くもできます。そのため、包容力もあり許容することもできます。結婚を経たとしても他人であることには変わりありません。

しかし! 他人を愛せますか?

 ここで、重要なものとなってきます。
 赤の他人同士がどうして、愛をはぐくめるのでしょうか。という疑問にぶち当たります。昨今の目にするのも嫌なニュースも、手にかけたというニュースも、それが自分が受ける側になった場合。一気に悲劇へと変わります。
 ものの見方によって、これほど180度変わるものもそうそうありません。恋愛でも、嫌いになったから別れて、好きになったからくっついてと一言二言で語られることが多くなっています。
 しかし、その陰には、それぞれ理由があって、嫌いになるにはそれだけの理由が隠されています。それと同じように、好きになるにはそれ相応の理由があります。たとえ、見た目がいいとしても、中身がどうしようもなければ、嫌いになる気かけにもなります。

 そんな人を、基準からすれば他人であるはずの相手と、一つ屋根の下で愛をはぐくむことになります。やがて、子を成し次世代に知識を伝えていくことになります。生涯をかけて得たことを、息子や娘に対して伝え、同じように失敗しないようにと教えていくのです。
 そんな家庭で育った子は、多くの知識に触れ、自分の糧として人格が形成されていきます。こんな言葉があります。

“子は親の背中を見て育つ”

 子供にとって最初に触れるのは両親で、アルバイトや社員として働けるようになるまでは、両親から知識を貰って数年を過ごすことになります。そして、言葉を話すようになると、全て知識へと変わっていきます。
 これがダメでこれが大丈夫なことを、親から教わり、身に付けていくことになりますが、なかには自分で体験しないと身につかない場合もあります。よく、ダメと言われるとやりたくなる。と言われますが、ちょくちょく子供は痛い思いをして、学ぶことも増えてきます、

学ぶことでより多くの知識に触れる。

 ひとの脳は、忘れるように作られています。
 日々、朝食で取った内容なども、意識しなければ、すっと忘れてしまうものです。そして、忘れたスペースに新しい知識を記憶していくことになります。それでも、記憶というのは、日々薄れていってしまうもの。
 ここまで取り上げてきた内容も、いつしか読まないうちに、薄れていくもの。嫌うことは簡単でも、その嫌いを包めるほどの大きな好きであれば、恋愛事もうまくいきます。

 少しの失敗ややらかしを総出で突っ込むのではなく、寛容で素直な気持ちで、物事を捉えるようになると一気に広がる景色が変わります。それは、今からでも始められる内容ばかりです。
 その知識は、手を伸ばせば届く範囲に載せられていうます。また、親は子供から教わることもあります。なぜなら、子供の方が親世代よりも知識に触れやすくなっているので、親が知らないことの多くを知ることになります。
 そのため、親が息子から教わることもたくさんあります。それを、“こどものくせに”と見下すのはたやすいことです。しかし、認めてあげることも重要になっていきます。

 私よりも若い子が、私より稼いでいることなんてザラにあります。そんな子から得られる知識は真新しく、よほど柔軟性に受け止めないと、裏にある悪意などを見抜けない場合もあります。
 そのため、神経質になりがちになるのは当たりまえのことです。しかし、過度に注意しすぎるのも考え物です。その時に大前提になるのは……

“疑問に思ったら、聞いてみる”

 これが一番になってきます。どうして、こうなるんだろう。どうして?という疑いの目で見るといえば、聞こえは悪いですが、“正しく疑う”のが重要となってきます。疑い過ぎず、“程よく”が一番難しい今日この頃です。

お知らせ

 本日のアップロードは、Twitterにてアンケートを取ったネプチューンの恰好についての、アンケート結果によってネプチューンの恰好が作品中で登場します。恥ずかしがりながら、ネプチューンと指揮官が楽しむ姿をお楽しみください。(`・ω・´)ゞ