男女がいるからこそ、物語が盛り上がる。

　それぞれの考え方があって、それに合わせた思いがある。それがスタイルをなし、その人を形作る。

‘男女がいるからこその恋愛事情であり、恋愛模様’

　そんな話。

　質問箱にも多く寄せられている質問のひとつですが、男女同士の恋愛や親友は成り立ちますか？という質問がよく投げられます。正直なことを言うと、『わかりません』というのが答えですｗ

　というのも、単純に分からないのではなく、『性格』や『個性』があるため、男女の親友や友人が成り立つ人もいれば、成り立たずに恋愛関係に移行してしまうこともあります。

　なにせ、男性は。もとより異性をそのまま見てしまう傾向にあるため、心では親友と思っていても、脳内では全く別の反応をします。しかしそれを、そのまま表に出すのではなく、一度処理してから出すことで、男女間の親友関係が成り立っています。

　まぁ、血気多感な頃に、親友関係といわれても…うーんとはなってしまいますが。その実。血気多感な頃は、自分の中に起きる欲求が強く出る時期です。そのため、その時期に恋愛感情を持たずに、親友関係を維持できるということは、もう。パートナーの域に達しています。

　ここでいうところの『パートナー』は、夫婦間のパートナーということで、一緒にいて、違和感がないということは、もう結婚後のような間柄になり、お互いを補い合っていることなのです。

　それは、しっかりとかみ合ったパーツのように、しっくりくることでしょう。この人となら…と。

　思春期になり、恋愛をすることで、彼氏や彼女になることでしょう。それが思春期の特権とも言えます。多くの経験を経て、失敗を経験することで。こういう人はダメなんだと。理解することになります。

　これに関しては、誰しもが通過儀礼で、失恋は少なからず経験することになります。欲求が暴走して盛大に嫌われるのも、体の相性が合わずに嫌われるのも、それも、一長一短があります。

　しかし、そこからが重要となってきます。

　ここで知りえた知識を使って、『失敗しない恋愛』を探していくようになります。確かに、だまされたりすることからも予防しなければいけませんね。

　失敗しない恋愛を探し過ぎて、恋愛自体から億劫になっている人も当然のようにいます。喧嘩別れしたり、はたまた死別してしまったりと、いろいろなことが訪れます。

　ここで、原点に戻ります。先ほど言ったように、『普通にいて当たり前』な人ほど、『パートナー』に向いています。夫婦は、彼氏や彼女と違い、長年一緒に暮らすことになるのですから、お互いのことを思いやる必要が出てきます。

　決して、彼氏・彼女が寄り添えないということではありません。長年連れ添うものでも、最初は彼氏・彼女なのですから……

　ならば、彼氏彼女から、結婚へと至るまでに何があるのか。それはお互いに『必要』とする関係になることです。

　お互いに必要とする限り、離婚は訪れません。また、離婚したとしても、喪失感やありがたみに触れると、再婚したくなるものです。または、こうも言われますね。

　『大切な人は、離れてみないとわからない』

　これが真実です。

　当たり前のように生活していく中で、ありがたみや真新しさはなくなっていくものです。そんな中でも、連れ添える相手は最高のパートナーと言えることでしょう。しかし、その相手になかなか会えないのも事実です。

　どこかのだれかと、赤い糸は続いているのでしょうが……。理想のだれかと出会えるといいですね、

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