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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

リスクヘッジの名のもとに、やらない理由を探す? 2020.08.31

 物事や事柄に対してついて回る“リスク”そのリスクを回避するための“リスクヘッジ”避けるのも重要だけど……

リスクヘッジはやらない理由を見つけるものなの?”

 そんな話。

 

 

事柄をやるのは、リスクはつきもの

 生きていく中で、リスクを回避するのは、必然のこと。より安全により安心にと、警戒に警戒を重ねて……というのが人の常。
 それを繰り替えして、人は生活をしていくことになります。失敗した場合のことを考え、石橋をたたきながら前に進む。ビジネスでいわれるようになったリスクヘッジ

 起こりうるリスクに対して、リスクに対応できるための体制をとっておくことをリスクヘッジといいます。主に資産運用の分野で使われていましたが、その意味があちらこちらでも使われるようになり、いろいろな意味合いが付属されてきています。
 ケガしないようにするためのリスクヘッジ。感染しないためのリスクヘッジ。このリスクヘッジ自体は、決して悪いことではありませんし、やっていて損はありません。

マイナスがないようにと警戒し続ける世の中。

 仕事するときはもちろんのこと、普段の生活でも事故にあわないようにするリスクヘッジ。考え出したらキリがありません。
 まして、人は生きていくだけで、リスクを背負って生きているのですから。リスクを考え出したらキリがありません。まして、入口で紫外線で殺菌してから家に入るなどと、そんな家ができてきていますが考えどころです。

 行動するうえで、リスクはついて回ります。まして、相手がいる場合は相手の数だけリスクが存在します。そのため、考えてもキリがなくなってしまうのです。行動すれば、その行動に対するリスクは当然生まれます。
 そのリスクに対する対抗策を色々と考え、あまりに多くリスクがあった場合は、そのリスクを回避するために、別の方針を試すことになります。

 それがリスクヘッジとしての対抗策として、重要となってきます。ただ、その対抗策を講じるのはいいですが、用心しすぎては進めなくなってしまいます。まして、今回。いろいろな出来事が絡み、人の生活が変わってきています。

病気にならないのに越したことはないですが…ほどほど。

 子供を持っている家庭なら、子供に大病をしてほしくないため、あれやこれやと策を練りますが、これもリスクヘッジになります。
 愛した人との間にできた我が子なのですから、大病に限らずとも、ケガや病気にすらなってほしくないものです。

 その思いは、いつしかリスクヘッジという名のもとに、過剰すぎる内容になってしまう場合もあります。それは、我が子のためだけではなく、誰かのためにという大義名分が付け加えられればなおのこと、人のためになるんだ!と暴走しがちになります。
 そうすると、リスクに対する抵抗が強く発動してしまいます。先行投資をふんだんにしてしまうのです。

変にリスクを回避し続けるのも考え物。

 悪いことではないですし、リスクに対しての対抗策を用意するのは、重要で必要不可欠の場合もあります。しかしその実。やりすぎると、すべてが悪循環に陥り始めます。
 我が子のためにと思って、いろいろと対策を講じ。結局のところ、獲得できるものが少なくなってしまいます。注意するのも重要ですが、本来ならば免疫の準備練習になるものも、殺菌されてしまうのです。

 そのため、リスク回避も重要になってきますが、そんなリスクにも必要なリスクと回避すべきリスクと二通りあります。
 必要なリスクとは、リスクを負ったことによる、物事の改善を得られる場合。事柄にたいして、より発展性を促してくれるリスクなら、買ってでも貰いたいものもあります。

 “苦労は買ってでもしろ”

 とは言いますが、リスクについても同様です。失敗した内容を踏まえて、新たな改善点を見つけて、更新していくのです。
 これを経ることで、人の生活はより発展しています。それはリスクを経たからこそ、起爆剤となりより新たな内容へと発展していくことになります。

リスクがあるからと、やらない理由を探すよりは、やってみよう

 リスクがあるからこそ“やることに意義を見出し”ます。しかし、これがやらなければいけないことに対しての“やらない理由の探し方”にならないように、ほどほどにして使っていかないと、発展性を失った人になってしまいかねません。
 リスクがあるからこそ、楽しい。または、リスクがあるからこそその発展した未来が待っています。それは、目に見えるものから無意識下で行われることでも、より強い免疫を獲得することにもつながるかもしれません。

 免疫の予行練習を普段から行うことで、大きな病気が入ってきたとしても、防衛網が働いてくれます。普段からある程度の菌に触れ、免疫を高めておきたいものですね(`・ω・´)b