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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

裏話も話してしまえば表話になる 2020.09.13

 作家側にとっては、内情を素直に表に出すことはしないもの。それは裏話として語られ、封印されて公開されることはなくなります。

“裏話は読者側からは見えない陰情報”

 そんな話。

 

 

読者側からは見えないこと…

 実際に作品として執筆していく内容でも、読者などのユーザー側からは見えないほどの、相当な努力を経て一つの作品をくみ上げています。
 それは、カモの水かきのように、水面を優雅に泳いでいるように見えていても、水中ではものすごい速さで水かきが動いていることになります。

 多くの情報を順序だてて整理し、物語として組み上げていくシナリオ。それに映像や声を当てて編集していく編集さんなど、多くの人の手を介して一つの作品が出来上がっていきます。

 誰でもが小説を発表できる状態になり、発表する媒体も増えてきていますが、日常系のものから冒険もの、異世界ものといろいろなジャンルに波及していっています。
 それは、その人でなければ書けないもので、オリジナルの世界観となっています。

たとえ、同じネタ・構成でも待ったく違うものに……

 小説を書くうえで、四小節や三小節を組み合わせて、より楽しくなるように展開を考えることになりますが、その構成を仕上げた状態で、ほかの人を介すと、より詳細の構成がない限り、口頭でのすり合わせが必要になってきます。
 口頭ですり合わせすることで、よりその作品を原作者の移行に合わせていくことが可能になります。そのことで、より楽しい作品にしていけるようになります。

 考え方次第では、原作者だけでは発展性の中った内容も、複数の人が絡むことで、1+1=2にも3にもなる、変化を及ぼすことになります。
 それは、作家ごとに概念や価値観が変わり、経験してきた内容が変わってきているので、どのような物語を書くかが変わってくることになります。

 それは、人の数だけ同じ構成を使ったとしても、微妙に違う場所が生まれることになります。それが、楽しい部分でもあり、面白い部分でもあります。

実は細かい作品になるまでの工程。

 ほぼ、来年までのリクエストをもらっているなか、そのリクエストから内容をくみ取り、より楽しいシナリオになるように執筆していくことになります。
 それが、じつに楽しく、構成していく時間が楽しくなっています。どんな物語があって、そこへ至ったのかを執筆していくことになります。

 四小節や三小節で執筆し、SSという一話を作っていくことになります。単調に数行で書いていますが、二次創作SSの場合は、もっと複雑になっていきます。
 それは、そのキャラクターの過去や設定などを読み込む必要が出てきます。そのキャラクターに何があって、その性格になったのかと、考えを巡らせることでキャラクターを落とし込むことになります。

 そうすることで、俗にいう。“キャラクターがおりてくる”という状況になります。

 “このキャラならこんな行動をとるだろう。”
 “このキャラなら、こんな発言しそうだなぁ~”

 ということになります。
 そうすると、読者もまるでキャラクターが実際に行動しているように感じることに……なってるよね? 多分w
 そのような感じで、構成を作っていくことになります。そうしていくことで一話を作っていくことになります。

キャラクターに思いを馳せることで……

 ここまで裏話を表話のように話してきましたが、その実。考えることは、あまり変わりません。キャラクターのSSを書く場合に、そのキャラクターの過去や歴史を調べていくことで、生き生きと行動するようになってきます。
 そうして執筆されたSS小説は、一定のチェックをしてから、pixivにアップロードされることになります。

 そのため、時折。ん?となる場合も、当然あります。
 そして、数日たてば、もう一回…っと書きたくなるものです。

 “ここをこうした方が……”
 “ここは、この方が……”

 といった形で、調整したくなるものです。

 そんな形で、いろいろと執筆していくことになります。楽しく執筆し、これからもpixivにアップしていく予定なので、よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ