日本語は、世界的にも難しい言葉。
数多くの作品を執筆していく中で、日本語は一番難しい。
「句読点だけでも、ネタが生まれる」
今日はそんな話。
同じリクエスト・内容があったとしても、作家が違えば内容も違う。
数多くの作品を執筆し、毎週のように発表している私でも、早朝の返答のように、句読点がまだまだよ。と、言われたりもします。
私も完全とは言えませんが、仕えていない人も多々いるそうです。実際、日本語自体も、世界一難しい言葉として知られているということもあり、答えにたどり着けない場合や、作家自身が意図的に、句読点をいじっている場合もあります。
作家ごとに個性を出すのも、句読点の付け方だったり、作風だったりします。新たな文脈。執筆の仕方を作ってきた有名文豪も手探りを続けてきた結果に、今の答えがあると思いたい今日この頃です。
日本語は、世界的に見ても、難しい言語といわれています。一つの言葉に複数の意味。句点を切り替えるだけで、目的自体が変わってしまうこともあります。それが「日本語が難しい」という、所以でもあります。
英語であれば「一つの単語に一つの意味」で済みますが、日本語の場合「一つの単語に複数の意味」が乗っていきます。
特に、使い方次第では、真逆の意味になってしまうため、英語圏の人からすれば、難解すぎるくらいですからね。
そんな日本語の面白いところは「ひらがな」で発揮される。
「日本語が難しい」というのだから、漢字などの読み方が難しい話しかというと、それもありますが、ここでは違います。
まずはこの一文を、句点のみで見てみましょう。
ここではきものを脱いでください。
これは、この場所で脱いでほしいことを伝える言葉ですが、漢字を含めずに言うと、脱衣所の話なのか、玄関先での話なのかに変わってきます。例えば…
玄関先に…
「ここでは、きものを脱いでください。」
では、おかしいことになります。玄関で着物を脱ぐのですから、ヌーディストならまだわかりますが、一般であればそんなことはしません。また……
脱衣所で…
「ここで、はきものを脱いでください。」
となると、これからお風呂ないし、温泉に入るのに、着物ではなく履物を脱ぐのですから、あべこべになってしまいます。ふたつの言葉を並べると……
「ここでは、きものを脱いでください。」
「ここで、はきものを脱いでください。」
と、全く違うものになってしまいます。これを「ネタ」として使うのであれば、非常に面白い展開になりますが、海外では通用しません。「ん?」となってしまうだけになります。
一部、使える単語はありますが。それ以外は、日本だけの言葉遊びをはらんでいます。
結果的に、伝えたい言葉と伝わった言葉が、意に反することが起こってしまうのです。
日々、読者と共に指摘されながら成長する主。
最初に取り上げた通り、まだ、句読点がうまく使えてないよと、指摘されるほどに、にわかな部分もある主ですが、読者と一緒に成長していきたいと思っている主です。
ぐうの音の出ない一言に、ぐっっと来てしまいましたが、それもまたうれしいことのひとつ。指摘してくれるということは、見てくれているということなので。
そんな見てくれる人のために、日進月歩でやっていければいいなと思う、今日この頃でした(`・ω・´)ゞ