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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

距離も温度差も基本は同じもの。

 質問箱に寄せられた内容から紐解く、好意で感じる距離と温度差は表裏一体で誰しもが通る道。

『温度差と距離は、埋めるものではなく、埋まるもの』

 今日はそんなお話。

 


好きな人も好きになるまでは他人。

 どこからが他人じゃなくなるのかはさておいて、何かに一心不乱にまじめになる人の横顔が好きで、憧れてることは多々あります。それは、好意となり、彼や彼女に対する情報を集めたくなります。
 それまで、そんなに意識していなかった人でも、ある日。ふとした瞬間に意識をし始めることもあります。それは、最初こそ単純なきっかけだったとしても、いつしか、他人ではなくなっていきます。
 より興味を持つことで、心理的な距離が縮まり、心同士の距離は縮んでいきます。それは恋愛の過程のひとつで、同性でも起こるものです。同性の場合は、お遊び程度になってしまうこともありますが、それは、お互いを満たすために距離を縮めようとします。

『人は一人では生きられません』

 よく、こんな言葉を聞くことがあるでしょう。一人暮らしをしたとしても、どこか人肌を恋しい時期がやってきます。常に気を張っていては、休まる場所がありませんから、身を任せられる温かな場所を求めてしまうものです。

 

より‘距離’を縮めると、温度差も縮まる。

 不思議なもので、相手に寄り添おうと距離を縮めると、必然的に相手との温度差が埋まっていきます。物理的な距離と心理的な距離は、埋められないものもありますが、それ以外は容易に埋めることができます。
 最初こそ、単純な興味で寄り添ったとしても、それが続いていくうちに、それが心地よい温かさになり、心の片隅にほっこりとした空間を残します。それが新たに同じ人を求めるようになっていくのが、恋の始まりです。
 自然と視線で追いかけるようになり、どんなことをしているんだろうと。興味が湧いていきますが、それでもまだ温度差が感じることも…

 であれば、どんな風に温度差を縮めればいいのか。
 答えはすでに用意されています。今まで以上に寄り添えばいいのです。肉体的に難しい野であれば、心理的に言葉だけでも寄り添うことで、その温度差を埋めるには十分すぎるかもしれません。
 温度差を感じない人なんていません。そうそうね。その温度差を感じることで、自分とは違った感覚を、相手が持っていることを知れることは、かえって良いことなのかもしれません。
 今が安定してしまえば、変えていくのには苦しみを伴います。そのため、安定すればするほどに、変化を拒絶したくなるのもわかります。それでも、大きく変化するのではなく、ゆっくりと変化をして寄り添っていくようにすれば、きっとその変化も、自分で受け入れれるようになります。

 

出会いは、温度差の塊。

 たとえ、温度差があったとしても、最初の出会いは温度差そのものです。自分とは違う経験を積んできた相手に、温度差を感じているのですから。これは相手側から見ても同じです。
 相手からしても、温度差を感じていることで、とっつきにくいかな?と思ってしまったりと、いろいろな考えが脳裏をよぎります。
 それでも、寄り添っていくの普通の日常です。ならば、心も寄り添い温度差を埋めていくのもいいかもしれません。
 ほっこりとした温かな感情は、とても心地よく、寄り添うのが好きになること間違いなしです。

 温かな物語を作るのが好きな主が、温度差について説明しました。

 こちらの記事は、以下のURLで執筆動画として同時公開されます。
(`・ω・´)ゞ
https://youtu.be/cjtMISPRFx8