ショートストーリーを書くようになった理由。その詳細。
誰しもが思うこと。でも、私の場合はその‘道筋’ができていただけ……
『想うことと、かなえることは違う。しかし、どちらも切っても切り離せない関係。』
今日は、そんな話。
ひとりひとり、描きたい想いが生まれる。
テレビアニメなどを見ている人であれば、このキャラクターが悲恋や凄惨な最期を遂げたとなれば、悲しむのも当たり前のこと。
アニメに限らず、コミックでも同じように考える人も多くいます。私もその中の一人にすぎませんでした。
好きなキャラが凄惨な最期を遂げたとなれば、もっとハッピーなエンディングを迎えさせてあげたくもなります。まして、推しキャラの早期退場した場合は、特にアニメ視聴をやめてしまったり、読むのをやめてしまう場合も多々あります。
そんな思いから、ショートストーリーを書き始めて、イラストを書いたり私のように小説を書いたりと、いろいろな形でうちに秘めた思いを具現化していくことになります。
その思いをいざ、具現化しようとした場合。自分‘だけ’が見るのなら、独りよがりの、身勝手なシナリオでもいいかもしれません。しかし、SS小説として‘発表’ということを考え始めると、話は別になってきます。
想いをきっかけとして、思いが行動へとつながる。
最初はやっぱり、どうしても推しキャラの自分が満足するだけの物語を書くことになります。私もそうでしたし、そこからが最初の一歩です。
そして、書きあげて行くと、それはもう。ノリノリで書きあげます。
『こんな面白いものないだろう!!』
って。これが、意外と陥りやすいお約束になります。
その時は、テンションが上がってしまっているため、冷静に中身を見れないというのがあります。
作家目線であれば、ノリノリで面白いもの!と思えるものでも、いざ視点を変えると…「あれぇ?」ということが多々あります。
数日置いて、読み返した場合に執筆当時は、あれほどノリノリだったものが、首をかしげてしまうのです。
それは、あの時の興奮していた感情がリセットされて、違う目で見れるようになったからです。その目が……
『読者の目』
になります。読者の目は、物語を手に取り作家側からではなく、読み手からの視点で見れていることになります。その視点から見た結果。こう思うのです。
『あれぇ? 面白くない?』
と、そう思うようになるのです。
そして、ここから1ステップアップできるかどうかが、意外と肝となってきます。それが……
「どうしたら、面白くなるんだろう?」
こう思うことが私にはできたのです。
自分の思い描いて書いたはずの小説が、あくる日には面白くなくなっているのです。しかも、当時の自分は‘おもしろい’と思って書いたはずなのにです。
「これは、面白いものがかけた」思ったはずの小説が、次の日に改めてみると、あれっ?という気分になってしまうのです。
そこで学び始めました。‘どうしたら面白く書けるのか’を。
単純にショートストーリーといっても、奥が深い。
ひとつひとつは、ショートストーリーで、数分で読めてしまう内容でも、その陰には、目には見えない努力が含まれています。
しっかりと骨組みを立て、展開を考えてグッと来るように構成をしたうえで、執筆しています。
そんな目には見えない努力を重ねて、執筆している作品ですが。‘大変’とえば、それまでで『やめる』ことはすぐにでもできます。何でもそうですが……
‘やめるや易く、行うは難し’
なのですから、何事も続けていくことで、改善点が生まれていきます。私も、数日前に自分が書いてものを読めば…
『あぁ、こうした方がよかったんじゃないか?』
『こういった展開の方が…』
と、改善点が生まれてくるものです。しかも、その刺激は私のとって大好物なので、楽しくて仕方がありません。
そんな、何事も‘楽しい’と思ってしまう主なのでした……
こちらの記事は、執筆動画として以下のURLから視聴可能です。そちらもよろしくお願いします(`・ω・´)ゞ
https://youtu.be/2szMeF9QbQw