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結城里音のBLOG

PixivにてSSを執筆している作家のブログになります。

本を読むことが好きな少年は、やがて、自分で本を書くように…

 子供のころから物語が好きだった私は、次第にその物語を自分で書きたいと思うようになり……

『思いは形となり、未来を作っていく…』

 今日は、そんな話。

 


本好きの少年は、次第に作りたいと思うように…

 祖父の影響で昔話を聞くことが好きになった私は、自分では経験できない過去の話を聞けて、追体験することに楽しみを覚えるようになりました。それは、本を読むことでも同じ快感が得られるようになっていったその少年は、本があふれる‘図書館’に入り浸るようになります。
 物語を貪欲に読みふけるようになった少年は、ページごとに訪れる世界に没頭し、自分では体験できない架空の世界の物語が、そのページ一枚ずつに刻まれていることに、目を輝かせていました。

 時に、悲恋の物語に出会い、号泣したり。楽しい物語を見ては、けらけらと笑ったり、読書が好きになっていったその少年は、次第にこう思うようになります。

 「自分で書いてみたい。」

 そう思い描くようになった少年は、物語の作り方などを、読み漁るようになりますが、一朝一夕にできるようなものではありません。
 バイトをしながら、学校に行きながらと、少年はいつしか青年になり、図書館に足しげく通っていたあの頃が、過去の出来事へとすり替わっていきました。

最初はだれでも手探り。

 青年になったその子は、日々謀殺される日常の中でも、会話の節々から感じられる人の感情に、ドキドキわくわくするようになっていました。
 文字には音が付随し、発生されてくることが当たりまえの世の中。人同士の会話でも、お互いの感情が入り混じっていることに気が付き始めるのです。

 相手をだまそうとしている声、相手を意図した方向に動かそうとする声。そんな声の中に‘意思’ににた‘感情’を感じるようになった青年は、改めて、昔読んで楽しいと思った本へと目を向けることになります。
 数十年ぶりに手に取ったその本は、あの頃とは体も成長し、心も成長した青年は、文字から感じ取る‘印象’すら変わっていました。

 キャラの声の節々から感じる、キャラの印象と想い。それは、この後につながる物語の、根幹をなしていることに。うっすらと気が付き始めます。
 一時的に、本から離れた青年は、バイトで経験した、感情を感じ取るという能力を、文字を読むときにも利用することにしました。

 見える世界観が変わってきた青年は、あの時の想いがまた芽生えは自目ます。自分で書いてみたいと……
 最初こそ、その思いを羅列しただけだった青年は、理想と現実のはざまにさいなまれて『書きたいのは、根なんじゃない』とそう思うようになります。

 自分には、何が足りなくて、何が不足しているのか、必死で考えました。そして考えた青年は…考えるのを一度止めます。
 それは、自分で書く前の準備段階にあったということに、気が付き始めていたのかもしれません。
 原点となる本に戻ったその青年は、もっと分析するように、考えながら文字を読むようになっていきます。

 そうしてみていくと…その青年は、新たな観点を見つけることになりました。それが、編集者視点でした。
 作り手の目線。読者の目線を得た青年は、新たに編集者の視点を手に入れることになります。
 その視線で分析していくと、楽しいと思えるものには、ある共通点があったのです。その共通点を見つけた青年は、数年悩んだ自分には足りないことの、鍵を手にしたのです。

 しかし、手にしただけでは使うことは無理でした。改善点となる鍵穴と、その鍵をゲットした青年でしたが‘使う方法’を知らないのです。
 やり方と組み方は知っていても、どう使えばいいのかが抜けていた青年は、次第に大人になり、社会生活を送るようになります。

シナリオライターとの出会い。

 社会生活をしていくうえで、バイトではなく、ある職業と出会うことになります。それが‘シナリオライター’という職業でした。
 物語をより魅力的に見せるための、構成や作り方を学べるその職業は、鍵穴と鍵を手に入れた青年には、出会うべくして出会った‘鍵の使い方’そのものでした。

 そうして使い方を知った青年は、幼少期に抱いたあの思いを叶えることになります。
 『自分で物語を作る』
 それは、実に楽しいことで、これほど楽しかったのかと、思うほどに青年を歓喜させました。
 それまでの、言葉の節々から感じ取れた、キャラの感情がすべて、糸となり一つの物語として形を成したのですから。

作家、結城里音の誕生。

 ここまで、私の半生をピックアップしてきました。
 物語調にしてみたのですが、いかがだったでしょうか。
 SS作家なのだから、こんなブログもいいかなぁと想い。今までのブログとは、一線を画した執筆方針を取ってみました。
 こうして物語を紡ぐ私、結城里音が生まれたということです。

 今後も、こういった物語テイストのブログを書いていければと思います

(`・ω・´)ゞ

 

こちらの記事は、夕方17時ころより、結城里音のyoutubeチャンネルで執筆動画として、視聴可能になります。そちらもよろしくお願いします(`・ω・´)ゞ